いつも合宿でお世話になっている森郷キャンプ場が震災の影響（建物の一部損壊とボランティアの皆様の拠点ということのようです）で一般への貸し出しがされていないため合宿は中止になり、尚絅学院大をお借りして２日間１０：３０～１７：００の練習でした。
今回も復活された方も何人もいらしてとても充実した練習になりました。

一日目午前中はファートから、下降音型もきちんと歌うことなど。
その後各パートに別れて音の確認、発声など、テノールは田中先生に発声を見ていただきました。
声を出す前にきちんと声を出す準備をすることを学びました。

午後は演奏会でご一緒する榊原先生とのはじめての練習でした。
ジャズフォークソングとジャズミサを一通り。
ブルース、サンバなど色々なリズムに合わせてなんとか練習。
でも演奏会に向けてだんだん形ができてきて楽しいですね。

二日目はファートとウェーベルン、シェーンベルクをパートごとなど何度も確認しながら歌いました。

両日とも白いうた青いうたを歌いました。
白いうた青いうたは新実先生がメロディーを作曲された後、谷川雁先生が歌詞をつけられたものです。
歌詞とメロディーのバランスをとるためにはメロディーが途切れないような歌い方も必要。

共通した課題は歌えていない母音をなくすということだったでしょうか。ふと音がつまっていないことばだけの音ができたりしがちなものをなくすように練習しました。
白いうた青いうたでも日本語でなれているだけにかえって母音が歌えていなかったりしていました。

今井先生はコーラスワークショップから帰ってこられて「黄泉帰った！」とのこと、元気な松江のみなさん、特に講師の谷川俊太郎先生のお話と松江のパワーで復活されてきた！とのことです。
ますますがんばりましょう。